少し前、1週間ほど台湾に行きました。
短い旅でしたが、台北・台中・台南と欲張りました。
さて、台湾に行く前は事前に調べた情報から、「台湾ではかなり日本語が通じそうだ」と思って行ったわけですが、結論から言うと私の旅では「ほぼ通じない」という印象で終わりました。
はてさて、この差はなぜ生まれたのでしょうか。
この差は、旅におけるスタンス、いわゆるレイヤーの違いによるものと思われます。
旅の前に見聞きした、「台湾では日本語が通じることが多い」との情報は、台湾で旅する際に日本国内旅行と同じようなスタイル、すなわち金額面で同じような旅をした場合です(それでももちろん日本よりは安いと思います)。
台湾では中級以上のホテルに泊まり(1泊7千円以上?)、夜市には行きつつもレストランで食事をし(1食千円以上?)、外国人向けのスーパーやお店で買い物をする。
私もこのような日を1日設けましたが、この場合は日本語が通じることも多かったです。
それ以外の日は庶民的な旅で、民泊などをし(1泊4千円ぐらい)、食事は屋台や食堂(1食平均350円ぐらい)、地元のスーパーやコンビニで買い物をする。
色々コミュニケーションをはかりましたが、この生活では日本語はほぼ通じませんでした。
台湾ではあらゆる場所で若い人が働いている事が多いのですが、彼らはまず日本語は話せませんでした。中年の方やご年配の方でもほんの少しの単語を話す人はまれにいましたが、ほぼおらず。70代以上の人であれば話せる人はいるのかもしれません。
もし台湾に住んだとして庶民的な生活をした場合、日本語はまず通じない(日本語の看板はよくあります)・・・ある程度料金を払って、整えられたサービスを利用する場合は日本語でコミュニケーションがとれる・・・ということですね。
まとめとして、自分自身タイなど東南アジアを旅したこともありますが、庶民的な旅では東南アジアの方がよっぽど日本語が通じるなぁ、といった感想で終わりたいと思います。
満足度:★★★★★★