今でも忘れられない味があります。
以前マレーシアのイポーという街で食べた、「もやし」と「チキン」。
これがま〜おいしかった。
イポーという街はもやしが特に有名という話は聞いていました。
そしてそのもやしと極旨チキンを出すお店があることも。
しかし日本での感覚ではもやしはあくまでももやしで、特にフィーチャーされることもなく、自分自信もまぁ食べるよぐらいなもんです。
でもイポーは通り道だし、ちょこっと寄ってみるかって感じで行きました。
行ったのはイポーの超有名店らしい「老黄(LOU WONG)」。
食事時でもないのに結構人が入っています。
それでこれがそのもやし。
日本のものより短くてぷっくりしてます。
これがチキン。
もやしを食べてみると、これがうんまい。
しゃきしゃきの歯ごたえに旨味があって、臭みがまったくない。(日本のもやしってちょっと独特の臭みがありますよね、特に安いやつ)
チキンを食べてみると、これがまたうんまい。
ぶりんぶりんでジューシー。ただ蒸すだけだけではこうはならないんじゃないだろうか。
蒸し鶏っぽいけどもっとなめらかっちゅう感じ。キシキシしない。
そして両方に使われているこのタレが超絶品です。
色が濃いからしょっぱそうだけど、まったくそんなことはなく、コクがあって旨みがある。
日本の調味料では例えられないですね。それはそうですね、外国の調味料ですからね。
タレだけをずっとなめていられます。
いや驚きました。うますぎました。
↑イポーでは他のお店でもチキンともやしを目玉にしています。
でもやっぱり「老黄(LOU WONG)」には敵いませんでした。
どこもかなり美味しいんですけどね。旨みがもう一声という感じです。
マレーシアの食事は美味しいと聞いていて、特にペナンが美味しいという声が多くて行って食べてみたのですが、う〜ん美味しいけど台湾のほうが上かな〜なんて思っていた頃に、イポーで出会った「老黄(LOU WONG)」のもやしとチキン。
やられました。
有名店に行くと「美味しいけどそこまでではないな」と感じることも多いのですが、この有名店は本当にうまかった。
これを食べるためだけにまたイポーに行ってもいい。
どうかその時まで同じ味でありますように。
満足度:★★★★★★