これまで経験した一番長い停電期間は丸2日間で、それだけでもかなり不便でした。
部屋の明かりはもちろん、あらゆる電化製品が使えなくなって、車のエンジンをかけてシガーソケットからモバイルバッテリーに充電したりして。
そのバッテリーからスマホなどを充電してなんとかしのぎました。
何より不便だったのはトイレが通常通り流せなくなること。
家のトイレは前モデルのアラウーノで、電源が入っていないと通常通り流せません。
一応、本体内部のレバーを回して手動で流せるのですが、水が自動でたまらなくなるので、洗面器なんかで汲んできてためないといけません。
AC電源があって水が止まっていなければ当然これらが自動で機能するので、ACが使えるバッテリーを1つ持っておきたいなと思っていました。
それで買ったのが「Anker PowerHouse 100」。
安価で安心のAnker。
AC電源が使える中では一番コンパクトなのかな?
ゴツイやつはいらないなと思っていて、これにしました。
それでもずっしりくる900g。
防災グッズって、普段の生活に戻ると「やっぱりまだいらないかな」とか思ってしまって後回しにして、災害になると「やっぱり買っておけばよかった」ってなるのが常なので、思い切りが大事。
通常価格はAmazonで13,900円ですが、セールになっていて約1万円で買えました。
出力はAC100W、PD対応45W USB-C、USB-A×2。
USB-Cは入出力対応で、本体充電時もこちらを使います。
容量は27,000mAh (97.2Wh) で、MacBook Air 13インチを1回以上、iPhone 12を約5回充電できます。
ライト機能が付いているのも地味に嬉しい。
充電器としてAnker PowerPort Atom III 45W Slimが付いてきます。
こちらはAmazonで2,790円する製品です。
それで、このバッテリーを使ってトイレが流せるのかということですが、流せました。
トイレのコンセントをこのバッテリーのAC電源につなぐと、きちんと機能しました。
よかった。
これでもう停電時でも快適なトイレライフが送れます。(水が止まっていなければ)
「Anker PowerHouse 100」、総じて満足しています。
停電時だけでなく、キャンプの時とかにも活躍してくれそうです。
気になった点としては、AC電源に接続する機器の必要電力が30分以上10Wを下回る場合は、電源が自動的にオフになるということですね。
これは不便な場合もありますね。
>>Amazonで購入
満足度:★★★★★☆