iPad Pro 10.5というのはとても良くできた端末で、動作はサックサクで、スマートキーボードで文字が打て、Apple Pencilで字も絵も書ける。すごい。
しかし、買ってからというもの使いこなしている気がしません。
宝の持ち腐れ感がある。
今使っているマシンは、MacBook Pro 15インチ、Macbook 12インチ、iPad Pro 10.5。
MacBook Proはメインマシンで、ブログ更新などの軽い作業から画像処理や動画編集などの重い作業まで、あらゆる作業に使用しています。
Macbookは主に出先に持っていく用で、メールやブログ、画像処理までの軽い作業中心です。
そしてiPad Proは、ブラウジングしたり、電子書籍を読んだり、メモを取ったり、ブログを更新したりと、Macbook以上に活躍してもらう、はずでした。
持っているMacbookは初期のもので、処理がかなり遅いんです。
iPad ProはMacbookよりも処理が早くて携帯性もいいので、代替になってくれたら、いやそれどころかもうMacbook必要ないというところまで活用できたら嬉しかったのですが、そうはいきませんでした。
やっぱり一番大きいのはマウス(ポインター操作)が使えないこと。
処理の遅さを差し引いてもMacbookの方が作業がしやすい。
スマートキーボードを使ってショートカットを駆使すれば、結構快適に操作できるんじゃないかと期待していましたが、やはりマウス操作の方が圧倒的に楽ですね。
それと、iPad Pro+スマートキーボードの組み合わせでブログの更新をしようと思っていましたが、iPadはMacに比べて文字変換がイマイチで(Macでは Googleの日本語入力を入れています)、致命的なのはWordPressの投稿画面で矢印キーを押すとページダウンしてしまうこと。画面が下に飛ぶので、これは苦痛です。
専用のアプリを使えば操作しやすいんでしょうけれども、ブラウザから更新したい自分にはきついですね。
それと画面の大きさが最低でも12インチぐらいないと辛いのも分かりました。
先日記事にした通り、iPad Pro+Apple Pencilでプログラミングの勉強をし始めました。
ようやくこの組み合わせで活用する時が来たのです。
でもこれって、ノーマルのiPad+Apple Pencilでもできますよね。
現在発売されているProじゃない方のiPadでも、すでにApple Pencilに対応しています。
価格も37,800 (税別)〜と格安です。
いくらiPad Proのほうが遅延が少ないと言っても体感ではほとんど変わらさそうですし、解像度の違いも気になるほどではないです。
自分がiPad Proを買った時はノーマルのiPadがまだApple Pencilに対応していなかったので仕方ないとしても、結局この組み合わせを活用しだしたのは今ですし、そもそも勉強はコクヨのノート買ってやればよかったんじゃないかな。値段も1冊100円しないし。コクヨだよコクヨ。
いや、こういう考え方はやめよう。
メモ以外で使っている場面は、たまにネットを見るとか、たまに電子書籍を読むとか、たまにブログの冒頭部分だけ書くとか、そんな感じです。
ネットも電子書籍もほとんどiPhoneを使っちゃいますけども。
とにもかくにも、なんか持て余している気がするんです。
せっかくiPad Proを持っているので、もっとこう「おまえじゃなきゃできなかったぜ」的な活用の仕方がほしい。メモだけじゃ物足りない。
たまに触ってサックサクの動作に恍惚とする。そしてそっと置く。しばらく触らない。この繰り返し。
自分には贅沢すぎます。
この使い方だとノーマルのiPadで十分なんだよなぁ。